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👶これで完璧4つの虫歯予防👶

2022.09.30

  • 生活習慣病である虫歯の予防には、日ごろの生活を改善することが重要です。毎日正しい歯磨きを行うこと、フロスや歯間ブラシを併用すること、頻繁な間食や甘いものの食べ過ぎには注意することを心がけましょう。

    目 次

    4つの虫歯予防

    はみがき

    歯磨きは虫歯予防に欠かせません
    乳歯が一本でも生えてきたら必要なことですが、はじめはガーゼなどで優しく拭いてあげましょう。毎日きちんと磨くことで、むし歯菌のかたまりであるプラーク(歯垢)や糖分を取り除くことができ、お口の中も清潔になります。

    フッ素
    むし歯になりにくい強いはを作る働きをもっています。
    フッ素が歯に取り入れられると、エナメル質が強くなり虫歯の酸に負けない歯になるのです。
    酸の発生する原因として、甘いものに多く含まれる糖分は、虫歯菌を増殖させるための栄養源です。増殖した虫歯菌が酸を発生させることで歯を溶かし、やがて穴をあけてしまいます。
    毎日フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯医者さんでフッ素を塗ってもらうなど、さまざまな方法があります。

    正しい食生活 
    甘いものは量よりも回数を減らす、デザートとして食事直後にまとめてとるのがいいですね。また、唾液がたくさん出ると虫歯になりにくいので、かみごたえのある食事をして唾液をたくさん出しましょう

    頻繫に間食をしてしまうことが原因で歯を再石灰化(溶けだしたカルシウムやリンが元の状態に戻ること)する時間がなくなり、虫歯の進行を食い止めることができなくなってしまいます。

    定期検診
    3か月や半年を目安に虫歯予防がうまくいっているかを歯医者さんで診てもらいましょう。
    子どもの場合の虫歯は痛みがなくても進行しますし、歯と歯の間はレントゲンしか見えないところもあります。むし歯リスクの高い子は、レントゲンが撮れる年齢(4,5歳位)になったら一度撮ってチェックしてみましょう

    そのほか歯科でのチェックを長らく受けていない場合は要注意!
    『しばらく歯科に行っていない』ことは虫歯のリスクをぐんと高める原因になります。

    乳歯の虫歯 放置はNG!

    いずれ永久歯に生え変わるからといって歯にできた虫歯を放置してはいけません。

    乳歯は大人の歯よりも虫歯になりやすく進行も早いため、より予防が重要となります。

    乳歯の虫歯、放っておくとどうなるの?
    ①永久歯に影響が出る
    乳歯の虫歯を放っておくと、後から生えてくる永久歯が虫歯になるリスクが高まります。 生えてきたばかりの永久歯は未発達で虫歯の進行が早いため、乳歯の段階で虫歯を予防・治療することが大切です。
    ②歯並びが悪くなる
    虫歯が悪化すると、本来より早く乳歯が抜けてしまいます。
    このことにより、失った歯の両側の歯が傾いたり、移動したりして歯並びが悪くなる原因となります。
    ③食生活にも悪影響が
    虫歯になると食べ物を嚙む時に痛んだり、咀嚼が難しくなったりします。
    虫歯を放置したまま硬いものを避けて食べるようになると、偏食や顎の未発達の原因となります。

    乳歯には永久歯に生え変わるまでの『土台作り』として重要な役割があります。
    よりよい環境で永久歯を迎えるためにも乳歯の虫歯は放置せず、治療と予防をしっかりおこないま