早期発見、早期治療が節約と成功への道につながります
2021.09.30
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目 次
セルフチェックをしてみましょう!
さて皆さん、いくつ当てはまりましたか?
悪い癖をみつけましょう!
①指しゃぶりや嚙み癖
歯に直接力をかける悪い癖は長時間、長期間に及ぶと歯並びに影響します。出っ歯、すきっ歯、受け口や上下の歯が閉じないなど、力をかける場所によって症状は変わり、歯は弱い力でも動くので、悪い癖をやめることを意識しましょう!②頬杖歯に直接力をかけていない悪い癖でも間接的に歯並びに影響することがあります。人間の頭の重さは約5kgあるので、頭を支えるために行う悪い癖によって、歯並びや顎の位置、骨に大きな影響がでる場合があります。③寝ているときの姿勢うつぶせで寝たり、横向きで寝たり、毎日6~10時間と長時間同じ体勢で寝ることは、歯並びや骨が歪む原因となります。④体のバランス~姿勢~人間は立っているときも座っているときも常に関節と筋肉でバランスをとっています。顎の関節は人体の一番上に位置していますので、姿勢が傾いたときには体のバランスをとろうとして頭や顎の位置が変わります。◎立ったときの姿勢猫背になると体が後ろに引けます。その結果、バランスをとろうと頭が前に出ようとします。これを『前頭位』といいます。この状態で体のバランスを整えようと運動連鎖が起こり、下顎が後ろに引っ張られて下がることで口がポカンと開いたり、低舌位、出っ歯に見えるなどの症状がみられます。また、姿勢が悪いことで肩こりなどが起こります。◎座ったときの姿勢座ったときに猫背になると、重心が腰で固定されて、立ったときよりも首と腹部を圧迫します。これでは苦しいので、楽な呼吸を行うために頭を傾けて、下顎を前に移動させようとすることがあります。そのため、顎の位置が不安定になります。座った状態でも姿勢を良くすることを心がけましょう!猫背の治療法として、イスの後方を5cm、雑誌等で高くして座面を斜めにして座ることで体は倒れないようにバランスをとろうとするので、自然と姿勢がよくなります。低年齢の子供では座るイスに注意して、必ず子供が座った状態で足の着くイスか、足置きを用意しましょう。足が床に着かず、ブラブラできる状態では体が不安定になり、猫背になります。机と体の距離の関係も大切で、こぶし1個程にしましょう。イスの上に正座で座ることもよいでしょう。悪い癖の治し方
▼悪い癖をやめるためコツ
1⃣「絶対にやめる」という意識を持つこと2⃣「よい顔になる」という目標を持つこと3⃣治す環境をつくる(家族の協力、リマインダーの活用等)※リマインダーとは忘れてはいけないことを思い出す方法*「やめなさい」というような言葉による注意は欠点として両親や周りに口うるさく言われ続けるため、子供にストレスがかかることがあります。*言葉以外の方法で伝えるサインとして表情やしぐさ、手作りのサイン、シールなどを使って悪い癖を治しましょう!